長期優良住宅はどれくらい選ばれている?
日本では木造住宅が中心であり、寿命も20~30年ほどと、建て替えの廃棄物処理やリサイクルの観点から寿命の短さが問題となり、欧米諸国のような長期的な建物の運用が可能な方法を模索していました。
その結果、長期的に住むことができる長期優良住宅の考え方が始まっています。
では、現在長期優良住宅はどれくらい選ばれているのでしょうか?
どのくらい長期優良住宅があるのか
2009年6月から始まった長期優良住宅の認定制度ですが、2014年6月末までに累計で認定戸数50万戸を超えています。
分譲マンションではまだ導入が少ないです。
長期優良住宅の認定を受けている戸数は都道府県によっても違いがあり、比較的大都市に近い地域であるほど長期優良住宅の認定を受けているようです。
住宅税が少しお得になる
長期優良住宅を認定してもらえるほどの家を建てるとなるとそれなりに高額となってしまいますが、その分住宅税がお得になる優遇措置も設けられています。
ただ期限があるためいつまでも恩恵が受けられるというわけではないことを覚えておきましょう。
ローン金利の引き下げなどの優遇措置が受けられるケースもあるので、家を建てる前に住宅ローンなどの制度をあらかじめ調べたり、担当者と相談しておけば、支払い総額が節約できる可能性もあります。